園の概要
本園の概要
若草幼稚園の保育理念とあゆみ
本園は、成田山新勝寺の仏教理念に基づく建学精神のもと、昭和25年3月に宗教法人成田山圓能寺立として創立。当時は木造の園舎でしたが、昭和62年10月に新園舎を建設、鉄骨二階建ての現園舎となりました。また、新園舎設立記念として園歌も誕生しました。
若草幼稚園の園名と園章の由来
若草の名は、同時の歌会の御題でもあり、〝子ども達がすくすくと元気に 伸びる様に〟と命名されました。 また、園章のタンポポは、「ふまれても咲くタンポポの笑顔かな」の句 から取り、やさしさと逞しさをもつ子どもに育つよう願い園章に致しました。
園歌
若草幼稚園の保育
保育方針
自然と触れあい生き生きとした子どもを育てる
ひとりひとりの個性を大切にする
幼児期は、人間形成の基礎を養う時期です。
若草の名は、「子ども達がすくすくと元気に育つように」と、つけられました。
若草の印は、『たんぽぽ』の花。「踏まれても咲くたんぽぽの笑顔かな」という句より、優しさと逞しさをもつ、明るく優しく健やかに育ってほしいという願いからつけられました。
明るく
元気に生き生きと育ってほしい。
友だちとの関わり合いのなかで、遊びや様々な体験を通して、自ら考え行動する中で、想像力豊かに、色々なことを学び、大きくなったとき子ども時代に培ったことを生かし役立てられる大人になってほしい。
優しく
大人がたくさん褒めて愛して優しい気持ちで接しながら、子ども達も優しさや思いやりの心を育む。そして、仏教教育を通して、思いやりの心を育む。
健やかに
一人ひとりの個性を大切に、心と体のバランスがとれるようにする。正しく善悪を判断できるようになってほしい。
若草幼稚園はこどもたちのために・・・。
子ども達が大人になったら、若草幼稚園で過ごしたことが、成長の糧となるように、子ども達が成長できる場を考え続けています。
幼稚園と保護者がみんなで、子ども達を育てるという、互いに信頼しあえる関係でありたいと思っています。
古きよきことは残しながら、今の子ども達にとって良いものを変えています。その基準は、今の子ども達を見て、子ども達のために判断しています。
各学年のねらい
年少
園生活に慣れ、保育者や友だちに親しみ、安定して遊ぶ
年中
友だちと一緒に遊ぶいろいろな体験を通して、 思いやりや共感する心を育てると共に、生活のルールを 身につけていく。
年長
友だちと協力しながら自分たちの遊びや生活を 見通しをもって作り出していく。
保育の特色
(1) 自立・自主性を重んじた保育
環境設定のもと、遊びの中でルールを覚え、友達と遊ぶ楽しさを知り、創意工夫することによって、子どもたちの興味関心を、遊びの発展・知的創造力発達・主体性発達へとつなげていきます。遊びを重視し、特にどろんこ遊びは、子どもたちが裸足になって、園庭中を駆け回り土の感触や自然を体全体で感じています。
(2) 仏教
お寺の中に幼稚園があり、子どもたちは日々お不動様に見守られたなかで園生活を送っております。礼拝や花まつり、成道会などの行事のなかで、仏教の教え、心の保育をしています。
(3) 絵本
幼児の発達段階に応じた絵本や童話の読み聞かせは、想像力豊かな心を育みます。年に一度、劇団鑑賞を行ったり劇に発展させるなかで、子どもたちの主体的活動を大切に見守っております。